[BOOKデータベースより]
ひとりぼっちでくらすこどものつるは、ねむるのもしょくじもたたかうのもひとり。「おまえも、わしたちのなかまに入れてやるぞ」そのしるしをうける時がはじめてきました。こどくしか知らなかったつるが知った、だれかとともにあるあたたかさをえがいたお話です。
[日販商品データベースより]家族で行動する鶴たちの群れのなかに、ひとりぼっちで暮らすこどもの鶴がいました。ある時年を取った狐に狙われます。ひとりでたたかうなか、ある一家のお父さん鶴が向かってきました。ひとりぼっちでない初めての経験でした。
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ツルの生態を、知らない私にとって、親のいない子どものツルのあまりに残酷な境遇に息を飲むシーンが続くので、どうしても悲しい結末を想像してしまいました。
そうかと言って、まともに狩りをできなくなってしまった、年老いたキツネの境遇も可哀想でならないのです。
自然界の厳しさを感じさせる物語ではありました。
それだけに、物語の急展開には感動しました。
ひとりぼっちのツルに、手を差し出す存在が有ったのですから。
そのまま人間社会に置き換えて、深みのある作品です。
黒井健さんの作品としても、見応えのある絵本です。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】