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[BOOKデータベースより]
「正しい」とは何か。「正義」とは何か。人間は不確かな「正義」によって「対立の迷路」に迷い込み、根拠のない「正論」「極論」「信念論」によって「同調の悲劇」に陥る。迷路の「出口」はあるのか。悲劇を回避する「手段」はあるのか。
第1章 「正しい」とは何か
[日販商品データベースより]第2章 「正義」とは何か
第3章 歴史の真実
第4章 対立と同調
第5章 「中道」のすすめ
第6章 科学の功罪
第7章 人間の宿命
【「あとがき」より】
言語、科学、文化、宗教等の文明を生物の中で人間だけが有しているのは、人間が最も優れた生物である証ではない。最も愚かな生物であるが故に、人間だけに言語、科学、文化、宗教等の文明が授けられ、その愚かさの源である欲を制することが課されたと受け止めるべきであろう。
しかし、現実には、その言語で罵り合い、科学で殺戮兵器をつくり、芸術作品を奪い合い、宗教ですら争うことがある。人間はかくも愚かな存在、「賢い愚か者」である。「賢い愚か者」の未来は、どこに向かっているのだろうか。