- 佐治敬三と開高健最強のふたり 下
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- 価格
- 869円(本体790円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062817318
[BOOKデータベースより]
真の経営者とはなにか。真の小説家とはなにか。そしてほんとうの友情とはなにか―開高はコピーライターとしての才能を花開かせ、在職中に芥川賞を受賞する。佐治が身を置いていたビジネスの世界は、経営者が生命を懸けた戦いの場だが、なかでも昭和三十六年(一九六一)のビール事業進出、ビールの巨人三社(キリン、サッポロ、アサヒ)による寡占への無謀な挑戦は、まさに「ビール戦争」と言っていいものであった。経営者の姿を自分に重ねあわせ、作家・開高も戦場に向かう。彼はアメリカが正義を旗印に介入した「ベトナム戦争」の渦中に身を投じるのだ―。
第3章 寿屋宣伝部とトリスバーの時代“承前”(人生を観察することに専念;洋酒天国;幸運が引き寄せた芥川賞;「人間」らしくやりたいナ)
第4章 オールドショックと犬の生活(オールドでつかんだ世界一;『夏の闇』の“女”;「鮮烈な一言半句」はあるか;日本のメディチ家;ザ・ウイスキー;水商売もまた国家なり)
第5章 悠々として急げ(モンゴルに見た夢;「毒蛇は急がず」と言うたやないか;南無、森羅万象;最後の大旦那)
ひとりは勝算なき「ビール事業」に挑み、もう一人はベトナム戦争の最前線に身を投じる。生産量世界一のウイスキーをつくったサントリー佐治と無頼派作家開高の不思議な友情がかなえた、巨大な夢
真の経営者とはなにか。真の小説家とはなにか。そしてほんとうの友情とはなにか――開高はコピーライターとしての才能を花開かせ、在職中に芥川賞を受賞する。佐治が身を置いていたビジネスの世界は経営者が生命を懸けた戦いの場だが、なかでも昭和三十六年(一九六一)のビール事業進出、ビールの巨人三社(キリン、サッポロ、アサヒ)による寡占(かせん)に無謀な挑戦は、まさに「ビール戦争」と言っていいものであった。経営者の姿を自分に重ねあわせ、作家・開高も戦場に向かう。アメリカが正義を旗印に介入した「ベトナム戦争」の渦中に身を投じる――。
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