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[BOOKデータベースより]
長期にわたる社会的入院で人生を根こぎにされた人、ままならない人生に悩み苦しむ人。精神病を病んでいるときも当たり前の日常生活を営むことの幸福を取り戻し、互いの経験をわかちあうために、当事者が贈る「精神障害」へのエール!
第1章 障害者権利条約と精神障害がある人々
[日販商品データベースより]第2章 日本の精神障害者の現在
第3章 理念を大切にしたい―病棟転換型居住系施設構想に抗して
第4章 アドボカシー制度の創設を待望して―その人の存在がもつ社会的意味を認識する
第5章 仲間活動がもつ可能性―社会的入院者の地域移行・地域生活定着支援
第6章 地域移行・地域定着支援活動でかかわった仲間の体験―あたりまえに地域社会で暮らしたい
終章 尊厳あるいのちを支え合う―障害がもつ可能性
精神病院大国日本の問題点を、退院して地域で暮らし始めた人たちのライフヒストリーを主軸に、病を抱える人生を肯定し、慈しみながら地域で暮らすことをどう支えるか、法制度や意識の壁をどう変えていくのかを抱える。
日本には31万床もの精神科病床があり、20万人が1年以上の入院という極めて異常な事態が続いている。日本の地域支援サービス予算は精神保健医療費のたった5%、OECD諸国34カ国中31位である。差別・偏見も根強く、精神障害者が地域社会で生活する上での社会的障壁は実に大きい。ピア・サポート(同じ障害をもつ人による支援)による、精神科病院からの退院促進、地域定着事業の実践記録は、支え合って生きることの可能性に満ちている。