- 散歩本を散歩する
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2017年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784330790176
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- やすむ勇気・やすませる勇気 不登校だった僕を救った2つの勇気
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2022年07月発売】
- 「見取り」と「評価」がゼロからわかるスクールフィードバック入門
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2023年09月発売】
- 成績が上がる学びの習慣
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2021年11月発売】
- オープンサイエンスにまつわる論点
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2023年06月発売】
- 密にならないクラスあそび120
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2021年01月発売】
[BOOKデータベースより]
古今東西の「散歩本」の舞台を無類の散歩好き・東京好きの著者が歩いた、45冊のイラスト付き町案内。
1 水の都東京(川辺の酒問屋街―幸田文『ふるさと隅田川』;モヤにけむる夢の浮橋―鈴木理生『江戸の橋』 ほか)
[日販商品データベースより]2 江戸の面影(TOKYOワンダーランド―江戸いろは会『「江戸」を歩く』;「目黒白金図」を歩く―池波正太郎『江戸切絵図散歩』 ほか)
3 明治、大正、昭和をたどる(神社の裏手の坂道―永井荷風『日和下駄一名東京散策記』;善福寺川の二人―井伏鱒二『荻窪風土記』 ほか)
4 東京生まれの東京育ち(歌舞伎とSFの幻影風景―木村荘八『新編東京繁昌記』;隠者がつくった浅草絵図―荒俣宏『大都会隠居術』 ほか)
5 小さな旅(東京の西の端をさまよう―つげ義春『新版貧困旅行記』;町に残る“パリー”の時代―若菜晃子『徒歩旅行』 ほか)
6 味な散歩(いとしい食べ物の由来―菊地武顕『あのメニューが生まれた店』;石臼組の居つく酒場―太田和彦『銀座の酒場を歩く』 ほか)
四年ちかくにわたる月一度の散歩の記録である。ふだんはひとり散歩だが、月一度にはお伴がいた。
いや、こちらがお伴で、ご主人さまについて歩いた。幸田露伴、その娘の文、永井荷風、井伏鱒二、内田
百閨c…。なんとスゴイ人たちではないか。三遊亭圓生、小沢昭一、安藤鶴夫、滝田ゆう、江國滋……。
甘いも酸いもかみわけたアッパレな大人たちだ。種村季弘、坂崎重盛、川本三郎、平松洋子……。三年
会わなくても、会ったとたんにいつもどおりになる。
その人とともに、その人たちの歩いたところが散歩になった。(中略)お伴をしたおかげで、まるきり
気づかなった世界と生きた関係ができたような気がする。