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- 動物奇譚集 1
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- 価格
- 4,510円(本体4,100円+税)
- 発行年月
- 2017年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784814000937
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[BOOKデータベースより]
第1巻(ディオメデイア島の迎え鳥;武鯛の色欲 ほか)
[日販商品データベースより]第2巻(鶴の渡り;火ノ子虫 ほか)
第3巻(マウリタニアのライオン;飼主に似る動物 ほか)
第4巻(鷓鴣を戦わせる秘訣;アプロディテ神殿の土鳩 ほか)
第5巻(メムノンを悼む鳥;恩寵の島クレタ島 ほか)
第6巻(動物と人間、勇気と節制競べ;豹の慈悲 ほか)
第7巻(数を数える牛;象の終の棲家 ほか)
第8巻(虎の血を引くインド犬;誇り高き猟犬 ほか)
第9巻(ライオンの孝心;鷲の羽 ほか)
前2〓3世紀、主にローマを拠点としながら、古典ギリシア語を用いて著述活動に専念した人物による本書は、獣・魚・鳥はもとより、爬虫類・両生類から虫・植物、果ては未確認動物に至るまで、ありとあらゆる生物にまつわるきわめて多彩なエピソードを800話近くも集めたもの。動物たちのさまざまな生態を活写して、純粋な驚きや知的関心の対象とするだけでなく、理性なき彼らが示す美徳や悪徳などの特性にも注意を促すことで、理性を備えたわれわれ人間にとっての教訓や反省の材料に供することが企図されている。後代のシートンらによる動物文学の系譜にも位置づけられる。原書17巻を2冊に編み、第1分冊には9巻までを収める。本邦初訳。