- ナオミとカナコ
-
- 価格
- 847円(本体770円+税)
- 発行年月
- 2017年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784344425897
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 虚心 埼玉県警捜査一課 奈良健市
-
価格:1,023円(本体930円+税)
【2025年04月発売】
- 罪の轍
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2022年12月発売】
- 悪い女
-
価格:880円(本体800円+税)
【2023年09月発売】
- センシティブ・キリング
-
価格:990円(本体900円+税)
【2024年10月発売】
- ブラッド・ロンダリング
-
価格:924円(本体840円+税)
【2023年02月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
北区の太
-
殺人者側のハラハラドキドキ
DVに苦しむ友人を見かねて、その友人と共に旦那を殺害。殺人実行者側の視点では完全犯罪かと思われたが、徐々に綻びが見つかり追い詰められて行く。殺人者側に感情移入するようなストーリィ展開で、最後の最後までハラハラドキドキさせてくれる。脇役もまた個性的で、特に親分肌の中国人女性と、殺された旦那の母親と妹の存在感がすごい。特に、この親分肌の中国人女性は、初登場時はとんでもない奴と思ったけれども、読み進むうちに、その気風の良さに惹きつけられてしまう。中国人の凄みも感じさせてくれる面白い一冊。
[BOOKデータベースより]
望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美は、あるとき、親友の加奈子が夫・達郎から酷い暴力を受けていることを知った。その顔にドス黒い痣を見た直美は義憤に駆られ、達郎を排除する完全犯罪を夢想し始める。「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」。やがて計画は現実味を帯び、入念な準備とリハーサルの後、ついに決行の夜を迎えるが…。