- ポケットに物語を入れて
-
- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 2017年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094064124
[BOOKデータベースより]
ネット書店よりもリアル書店(とりわけ町の書店)を愛する著者が、心に残る本の数々を紹介する見事な読書案内。宮沢賢治、太宰治、ヘミングウェイに始まり、開高健、池澤夏樹、佐野洋子、山田太一から江國香織、井上荒野、三浦しをん、森絵都まで、小説からエッセイ、ノンフィクションまで―既読の本なら、もう一度読み返したくなり、未読の本なら、思わず書店に走りたくなる。読書という幸福な時間をたっぷりつめこんだ極上のエッセイ五十余篇を収録。
1(冬の光―宮沢賢治の童話;なんて明るい小説なんだろう―太宰治『斜陽』 ほか)
2(食べることの壮絶―開高健『最後の晩餐』;問い続ける、書きつづける―開高健『戦場の博物誌開高健短篇集』 ほか)
3(意地の悪い本?―江國香織『ぼくの小鳥ちゃん』;人と人がつくる「迷路」―江國香織『金米糖の降るところ』/山田太一『読んでいない絵本』 ほか)
4(一九八〇年代の青春―吉田修一『横道世之介』/都築響一『バブルの肖像』;騙される側の爽快な復讐物語―吉田修一『平成猿蟹合戦図』/長友啓典『死なない練習』 ほか)
5(忌野中毒―忌野清志郎『忌野旅日記』;安心しろ。君はまだ大丈夫だ。―忌野清志郎『瀕死の双六問屋』 ほか)
〈本〉が〈物語〉が、私たちを呼んでいる
《新刊書店で、あるいは古本屋で、作者も作品名も聞いたことがないのに、興味を引かれる本に出合ったとする。その本は確実に私を呼んでいる。手にとってしまう。レジに持っていってしまう。帰りの電車のなかで読み出して、びっくり仰天する。著者もタイトルも知らなかったことが不思議に思えるほど、自分にぴったんこの本なのだ。》
ネットよりもリアル書店を愛する著者が、心に残る本の数々を紹介する見事な読書案内。
宮沢賢治・太宰治から開高健・池澤夏樹に始まり、佐野洋子・山田太一、そして江國香織・井上荒野まで、「思わず読みたくなる」名エッセイ50篇を収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
思わず書店に走りたくなるような読書エッセーです。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 1日5分遊ぶだけで本を読む習慣がぐんぐん身につく!読書ドリル
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2023年08月発売】
- 子どもとの関係性を読み解く教師のためのプロセスレコード
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2019年03月発売】
- 学校で戦争を教えるということ
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年02月発売】
- 速読日本一が教えるすごい読書術
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2018年03月発売】
- 場面緘黙Q&A
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2008年03月発売】