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[BOOKデータベースより]
家族社会学の面白さに接近する本は、これまでもたくさん出版されてきました。しかし、この本には、従来にはない次のような特徴があります。まず、現代的なトピックと家族社会学の成果を架橋していること。数字にもとづく「量的データ」と言葉などにもとづく「質的データ」の両方を用いていること。そして、今日でも根強く残る家族主義を批判的に検討していることです。ひと味違う視点から家族について考える。
1 家族社会学の基本をおさえる(日本社会の家族変動;恋愛と結婚;家族の近代化と子育ての変容;家族と介護)
[日販商品データベースより]2 家族の今について理解を深める(社会階層と家族;離婚、再婚と子育て;成人した子どもと親との関係;多様化するパートナーシップと共同生活)
3 家族社会学の幅の広さに触れる(家族とお金と愛情;結婚差別問題と家族;セクシュアル・マイノリティにとっての子育て;子育てひろばにおけるやりとりとつながり;ポスト工業化社会への移行から考える家族と政治)
保育園問題・少子化・高齢者介護・貧困・虐待と、今、家族が激動している。その一方で、同性カップル家族などの新しい家族のあり方も認知されはじめている。ひと味違う視点から家族について考える入門書。