- 京都のおねだん
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- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2017年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062884198
[BOOKデータベースより]
史上初の抹茶パフェ=¥1080、お地蔵さんのお貸出=¥3000〜、旦那遊びを支える土地代=公示価格の3〜4倍。京都人が隠しておきたい、千年の都の「おねだん」。
プロローグ おもてなしのおねだん 3万2000円〜9万円
第1章 食のおねだん
第2章 季節のおねだん
第3章 絶滅危惧種のおねだん
第4章 舞妓・芸妓のおねだん、すなわち、京都のおねだん
エピローグ 東京の「京都のおねだん」、あるいは私のおねだん 5000円〜7500円
お地蔵さんの貸出料は3000円、発売第一号の抹茶パフェは1080円、では舞妓さんとのお茶屋遊びは? 京都では値段が前もって知らされないことも多く、往々にして不思議な「おねだん」設定に出くわす。京都を京都たらしめているゆえんともいえる、京都の 「おねだん」。それを知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。京都歴二十余年、サントリー学芸賞受賞の気鋭の研究者が解読する、京都の秘密。
なぜこれがこんな高いのか、あんな安いのか、なんで無料なのか、そもそもあんなものになんでおねだんがつくのか――
大学進学以来、京都住まい二十余年。往々にしてそんな局面に出くわした著者が、そんな「京都のおねだん」の秘密に迫る。
そもそも「おねだん」の表示がされていない料理屋さん、おねだん「上限なし」という貸しビデオ屋、お地蔵さんに生ずる「借用料」。
そして究極の謎、花街遊びにはいくらかかる?
京都人が何にどれだけ支払うのかという価値基準は、もしかしたら京都を京都たらしめているゆえんかもしれない。
京都の「おねだん」を知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。
2015年サントリー学芸賞芸術・文学部門を受賞、気鋭のチャップリン研究者にして「京都人見習い」を自称する著者による、初エッセイ。
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お地蔵さんの貸出料は3000円、秘紅葉は1000円、花代は?? 京都の 「おねだん」 に、京都人の思考・人生観を解読する快著