神田神保町書肆街考

世界遺産的“本の街”の誕生から現在まで

筑摩書房
鹿島茂　

• 価格: 4,620円（本体4,200円＋税）
• 発行年月: 2017年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784480815323

内容情報

[BOOKデータベースより]

稀代の古書店街として世界に名をとどろかす「神田神保町」はいかにして出来上がったか。そこに蝟集した書店、出版社、取次、大学、語学学校、専門学校、予備校、映画館ｅｔｃ．さまざまな記憶と記録を縦横無尽に召喚し、日本近代を育んだ“特異点”の全貌を描き出す！

１（神保町という地名；蕃書調所の設立；東京大学の誕生；『当世書生気質』に描かれた神保町）
２（明治十年前後の古書店；明治二十年代の神保町）
３（神田の私立大学；漱石と神田；神田の予備校・専門学校）
４（神田神保町というトポス；中華街としての神田神保町；フレンチ・クォーター；お茶ノ水のニコライ堂）
５（古書肆街の形成；神田と映画館；神保町の地霊）
６（戦後の神田神保町；昭和四十〜五十年代というターニングポイント）

[日販商品データベースより]

世界でも類例のない古書店街・神田神保町。その誕生から現在までの栄枯盛衰を、地理と歴史を縦横無尽に遊歩して鮮やかに描き出す。