[BOOKデータベースより]
近代日本の黎明期にイタリアへ渡った井尻儀三郎、緒方惟直、川村清雄、長沼守敬ら若き日本人たち。彼らは明治政府がすすめる近代化政策の中で、イタリアから何を受容したのか。知られざる西洋文化受容史を描き出す。
第1章 井尻儀三郎―現地でイタリア語を習得し首席を通した十二歳(不世出の努力家;トリノ王立イタリア国際学院 ほか)
第2章 緒方惟直―万博のフランス語通訳となり、国際結婚をした洪庵の息子(出生から三度目のヨーロッパ出発まで;国際学院の惟直 ほか)
第3章 川村清雄―ヨーロッパ人に伍して新しい美術を模索したポリグロットの洋画家(誕生からヴェネツィア到着まで;ヴェネツィア美術学校での勉学 ほか)
第4章 長沼守敬―原敬、森鴎外とも親交のあった洋風彫刻の創始者(出生からヴェネツィア留学まで;イタリア渡航と最初の困難 ほか)
近代日本の黎明期にイタリアへ渡った井尻儀三郎、緒方惟直、川村清雄、長沼守敬ら若き日本人たち。彼らは明治政府がすすめる近代化政策の中で、イタリアから何を受容したのか。知られざる西洋文化受容史を描き出す。
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近代日本の黎明期にイタリアへ渡った若き日本人たち―王立イタリア国際学院で語学を修めた井尻儀三郎(いじりぎさぶろう)と緒方惟直(おがたこれなお)、ヴェネツィア王立美術学校で絵画や彫刻を学んだ川村清雄(かわむらきよお)と長沼守敬(ながぬまもりよし)。明治政府がすすめる近代化政策の中で、彼らはイタリアから何を受容したのだろうか。彼らの留学時代を検証し、交流の様子を描き出した、知られざる西洋文化受容史。