[BOOKデータベースより]
二百年以上の歴史をもつ安全保障政策である中立政策。歴史上最も有名な永世中立国スイスを筆頭に、オーストリアやスウェーデン、フィンランド、コスタリカなどが永世中立や中立主義を掲げるが、現在中立政策は岐路に立っている。一方、戦後すぐの日本でも中立化が議論され、批判を受けつつも、非武装永世中立の可能性が論じられつづけている。
第1章 中立国とはどんな国か(中立国とは;永世中立国とは)
第2章 中立国、その歴史(形成期;ナポレオン戦争;確立期;動揺期)
第3章 中立国と軍備(永世中立国の武装義務;武装中立の有効性;コスタリカの非武装中立)
第4章 永世中立国、その役割と実情(永世中立国の国際貢献;国連平和維持活動;国際協調・連帯へのパラダイムの転換)
第5章 日本は永世中立国となるべきか(憲法九条の解釈;戦後の安全保障体制の推移;新安全保障法制;日本の永世中立論)
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スイスに代表される中立政策の採用を、日本も議論した時代があった。気鋭の国際法学者が中立国の歴史と現状、日本の立場を問う。