[BOOKデータベースより]
「ぼくを産んだ人は、どんな人だった…?」友だちと家族との「つながり」を探しに行く感動物語。
[日販商品データベースより]小学6年生の波楽(はら)は、都内の私立小に通う左利きの男の子。お母さんと血がつながっていない。でも、今のお母さんは大好きだし、妹も好きだ。しかし、ある疑惑をかかえていて・・・。波楽は、たまたま本当のお母さんの恋人に出会い、その謎をときあかそうとしたら・・・。待っていた衝撃的な事実。小学生高学年以上向き。 ●あさのあつこ氏推薦!これは、少年たちの静かで美しい戦いの物語です。
小学6年生の波楽(はら)は、私立の小学校に通う左利きの男の子。お母さんと血がつながっていない。
でも、今のお母さんは大好きだし、妹も好きだ。しかし、ある疑惑をかかえていて・・・。
波楽は、たまたま本当のお母さんの恋人に出会い、その謎をときあかそうとしたら・・・。待っていた衝撃的な事実。小学生高学年以上向き。
あさのあつこ氏推薦!
これは、少年たちの静かで美しい戦いの物語です。わたしたち大人が忘れて久しいひたむきな戦いの物語です。波楽とレンの眼差しの先にあるものに心が震えて、止まりません。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ぼくらは星を見つけた
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2023年05月発売】
- ゆかいな床井くん
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2018年12月発売】
- ココロノナカノノノ
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2023年09月発売】
- ミリとふしぎなクスクスさん
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年03月発売】
- レインボールームのエマ
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2018年02月発売】
出生の秘密・LGBT、日本の児童文学もここまで踏み込んで書く人が現れたのだと新鮮な驚きがある一方で、子どもを取り巻く環境が様変わりし、大人である私の方がまだ追い付けていないんだろうなと思いました。
「たとえ真実を知って傷ついても、知らないままでいるよりはずっといい」という主人公の子持ち、そのひたむきさを応援したいという気持ちになりました。
波楽がここまでの気持ちを持つまでに成長した背景にあるもの、現在の両親の慈しみと見守りが感じられました。
重いテーマですが、波楽・レンそれぞれに見守っていきたくなる子どもたちで、さわやかな読後感があります。
遅ればせながら『ぼくたちのリアル』も読んでみたいです。(はなびやさん 50代・愛知県 男の子16歳)
【情報提供・絵本ナビ】