[BOOKデータベースより]
こんなクラスメイトがほしいなぁ。となりの席の床井くんは、ユーモアがあって、考えかたのセンスがよくて、ちょっと変わっている。―六年二組の卒業までの一年間の日常の物語。産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞した注目作家の最新作。
[日販商品データベースより]【祝・第57回野間児童文芸賞受賞!】
選考委員絶賛!
●唸るほど上手い。この先、この作家がどんな世界を見せてくれるのか楽しみでならない。――あさのあつこ
●『ゆかいな床井くん』の良さは、かるみ、ユーモア、幸福の約束だと思う。――石井直人
●大抵の子は、何も起こらない毎日をたんたんとやり過ごしています。それでも子供は成長します。それは、本当の驚きや発見が何もない日々に隠れているからで、そこから物語を立ち上げることにより、本物とは違う本物らしい日常がフィクションとして築かれていくのです。――いとうひろし
●戸森さんは当代屈指の児童書の書き手。緩急自在の軽妙な文章。――富安陽子
●昨今の子どもの本に爽やかな風を吹き込む、野間児童文芸賞にふさわしい秀作。――山下明生
今一番注目作家の最新作!小学6年生の4月から卒業までの一年間の物語。暦(こよみ)ちゃん、こよみん、ミケ、こよちゃん、暦、三ケ田さん。三ケ田暦(こよみ)は、クラスメイトたちからいろんな名前で呼ばれる。ミケというナイスなあだ名をつけてくれたのは、床井くん。暦は、ユーモアあふれる床井くんから目が離せなくなる
●あらすじ
六年二組の四月から卒業までのかけがえのない一年間。
主人公は三ケ田磨(みけた・こよみ)というまじめな女の子。となりの席の床井(とこい)くんは、ユーモアがあって、考えかたのセンスがよくて、ちょっと変わっている、クラスの人気者。みんなの本当の気持ちを気付かせてくれる。
「しゃべるのを我慢できない遠矢(とおや)くん」「ゴキブリをかっていると噂になっている後田(うしろだ)さん」「教室で一言も話さない鈴木さん」……いつもの学校生活の中で、床井くんがこんなクラスメイトたちを少しずつ変えていく。
大人になってもきっと覚えている、特別な時間が流れている物語。
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戸森しるこさんは、私にとって注目の作家さんです。このお話も楽しく読みました。
小学6年生の女の子、暦ちゃんの視点で話は語られます。クラスメートとのあれこれ、家族とのあれこれが語られますが、特にタイトルになっている同級生の「床井くん」のキャラクターがいい味を出していて、ほっこりとしました。6年生の男子・女子の心理や日常、人間関係がうまく描かれているなぁと思いました。
イラストも可愛くて良いのですが、床井くんの「ロングロングアゴー」(あごが平均より長いらしい)がもう一つ分からないのでちょっと残念。(なみ@えほんさん 50代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】