[BOOKデータベースより]
一九四三年のニューヨーク。八百屋の少年ライナスは、オレンジを注文するひとりの画家と親しくなる。その人を「ミスターオレンジ」と呼び、まっしろな壁に原色の四角を貼りつけた明るいアトリエに魅了される。ナチスが支配するヨーロッパから、命がけで逃げてきたその画家は、ライナスにとって特別な存在となった。ミスターオレンジを通して、ライナスは新しい「未来」に出会い、想像の自由を守ることの意味を自分で考えはじめる…。2014年全米図書館協会「バチェルダー賞」受賞作品。
[日販商品データベースより]第2次世界大戦のさなか、ヨーロッパを逃れてニューヨークへきた画家「ミスターオレンジ」との出会いが、少年ライナスを大きく変える…。〈受賞情報〉全米図書館協会バチェルダー賞(2014年)
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芸術の持つ力、想像力を強く印象づけられる作品。
少年・ライナスがオレンジを配達する先は、画家のモンドリアンだった。本当の名前を知らないままミスター・オレンジと呼んでいた。
時代は第二次世界大戦中のニューヨーク。家族の一人が戦争に行っているというだけで、戦地ではなくても生活には暗い影がさしてくる。
ライナスとモンドリアンの会話は、そんな日常に光を照らしてくれるように感じられた。
(はなびやさん 50代・愛知県 男の子19歳)
【情報提供・絵本ナビ】