[BOOKデータベースより]
人間の生きる技術としてのアートは、教育やケアの領域も横断する。被災地支援にとりくむ藝大生、東北の地域社会に入って制作する写真家、無人タコツボ販売所に作品をだす陶芸家…。現代社会の隙間で、生存の技法としてのアートと錯綜する社会との関係を読みほどく、臨床哲学者の刺激的な考察。朝日新聞「折々のことば」の著者による最新評論。
1 「社会」の手前で
2 巻き込み―小森はるか/瀬尾夏美の模索
3 強度―志賀理江子の“業”
4 アートレス?―川俣正の仕事を参照軸に
5 ゆるい途―もう一つの
6 “社会的なもの”
7 “はぐれ”というスタンス
8 点描
被災地支援にとりくむ藝大生、無人タコツボ販売所に作品をだす陶芸家…。現代社会の隙間で、生存の技法としてのアートと錯綜する社会との関係を読みほどく、臨床哲学者の刺激的な考察。
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東日本大震災後、アートのもつ底力がこじあけた未知の社会性とは? 被災地支援に取り組む芸大生と写真家、陶芸家のタコツボ無人販売所、工芸家のウクレレ化保存計画…臨床哲学者が社会とアートの交差する場所に立つ日本の未来への刺激的評論。