- パスカル 新装版
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2016年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784389420123
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[BOOKデータベースより]
ブレーズ=パスカルはフランスの天才的な、ユニークな思想家である。法服貴族の子に生まれ手ずから父の教育を受けた。少年時代は主として数学を勉強し、またジャンセニスムの宗教に接した。一六四七年パリに出て、社交界に入った。一九五四年恩寵を体験し、決定的に回心した。当時、ジャンセニストとジェズイットとの争いが激化していたが、パスカルはジャンセニストの陣営に加わり、匿名で『プロヴァンシアル』を出し、ジェズイットを攻撃した。その後『キリスト教弁証論』の執筆にかかったが、死によって中断された。その未完のノートが『パンセ』と呼ばれるものである。パスカルは一生、病苦にさいなまれ、また思想的にも悩んだ。パスカルの「生涯と思想」が、じかにわれわれに訴えるのもこの点である。
1 はじめに(パスカルという人;パスカルの時代;パスカルの生活と業績)
[日販商品データベースより]2 パスカルの生涯と思想(子ども時代;ルアンの時代;最初の回心;社交生活;決定的回心;ポール‐ロワイヤル;プロヴァンシャル;晩年)
3 パスカルの人間論的思想(幾何学の精神と繊細の精神;考える葦;気晴らし)
パスカルといえば,中学時代に習った「パスカルの原理」を思い出す。父の天才教育を受け,二十代で数学,物理学で不滅の業績を残した彼は,また偉大なる思想家でもあった。「人間の悲惨」と「思考の偉大」の矛盾を追求し,それを救うために哲学があり,キリスト教を求めた彼こそ”考える葦”(パンセ)であった。