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[BOOKデータベースより]
人間中心主義を超え、存在という出来事そのものの思索に向かった後期ハイデガー。その途上に現れながらも従来主題的に取り上げられてこなかった“中動態”の概念と、家/ポリス/宇宙の中心としての“竃”の形象に注目し、エルアイクニスの再帰的運動を解明する。テクストの内在的研究であると同時に、古代ギリシア以来の精神史的・神話学的伝統のなかに現代哲学を位置づけなおす気鋭の研究。
序論
[日販商品データベースより]第1部 初期および形而上学期の思想における中動媒体性と時間の地平(『存在と時間』における現象とロゴスの中動媒体性;関心の中動媒体性;人間中心主義と地平の問題)
第2部 中期・後期思想における存在の中動媒体性と竃(人間の脱中心化と存在の中動媒体性;竃の精神史―ニーチェを手がかりとして;ハイデガーにおける竃の概観;『アンティゴネー』における竃めぐる彷徨―あるいは人間の離心性について;ヘルダーリンと竃;ヘルダーリン解釈における根源と竃の場所;イプノスの傍らで―ヘラクレイトスの竃の意味)
結論
人間中心主義を超え、存在という出来事そのものの思索に向かった後期ハイデガー。その途上に現れながらも従来主題的に取り上げられてこなかった〈中動態〉の概念と、家/ポリス/宇宙の中心としての〈竈〉の形象に注目し、エルアイクニスの再帰的運動を解明する。テクストの内在的研究であると同時に、古代ギリシア以来の精神史的・神話学的伝統のなかに現代哲学を位置づけなおす気鋭の研究。