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- 歴史教科書とナショナリズム
-
日本とドイツ
春風社
原口健治
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2016年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784861105067


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[BOOKデータベースより]
「自虐」とは何か。何が歴史教科書問題の解決を妨げているのか?「宿命」としての日本人アイデンティティから脱却する。
第1章 『新しい歴史教科書』の歴史/教育観―ドイツの歴史教科書と何が違うのか(歴史教科書の環境;歴史観・歴史教育観;「わが」国の歴史)
[日販商品データベースより]第2章 「歴史教科書問題」とは何か―私たちが迫られている選択(歴史教科書問題と「イデオロギー」、または「政治教育」としての歴史教育;「我々」と「他者」のかかわりの中での「歴史教育問題」―沖縄戦の記憶をめぐって;日独の戦没者追悼と歴史教育理念)
第3章 歴史教科書とナショナリズム―「日本人」というアイデンティティと自由(「自虐」とは何か;「集団の罪」論;過去の罪と現在の責任;愛国心と自由;アイデンティティの複数性―アマルティア・センのアイデンティティ論;「日本人」の論じ方;萱野稔人『ナショナリズムは悪なのか』;井崎正敏『“戦争”と“国家”の語り方―戦後思想はどこで間違えたのか』;加藤典洋『敗戦後論』;「抵抗」論)
「自虐」と「歴史修正主義」からの解放のために
ドイツの歴史教科書にはナチズムを厳しく追及する記述が多く含まれる。これは「自虐的」だろうか。日独の比較を通して、歴史教科書問題の背景にある、国家・国民像とアイデンティティのあり方を考える。