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自由は本当に「善きもの」か。市場経済が暴走し、民主主義が機能不全に陥るのは、自由が足りないせいか、それとも過剰なせいか。古代ギリシア、古代ローマ、中世ヨーロッパ、啓蒙時代の西欧、近代日本、そして現代グローバル社会…経済学者の視点から、古今東西の歴史と思想を行き来し、人間精神の自由、政治経済体制としての自由のあり方を問う。
第1章 守るべき自由とは何か
第2章 自由のために闘ったアテナイの人々
第3章 古代ローマ人の自由と自死
第4章 信仰と自信、宗教と政治
第5章 教える自由、学ぶ自由
第6章 言論の自由、表現の自由
第7章 賭ける自由と経済発展
第8章 恒産・余暇・自由
自由は本当に「善きもの」か。古代ギリシア、中世ヨーロッパ、近代日本、現代グローバル社会…。経済学者の視点から、古今東西の歴史と思想を行き来し、人間精神の自由、政治経済体制としての自由のあり方を問う。
自由は本当に「善きもの」か。経済学の泰斗が、古代ギリシアから啓蒙時代、近代日本までの歴史を総覧し、自由社会のあり方を考える。