- ラスト・ライティングス
-
Last writings on the philosophy of psychology.
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2016年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062186964
[BOOKデータベースより]
ウィトゲンシュタイン最晩年の思考。待望の本邦初訳!他人が「痛みを感じている」ことと「痛い振りをしている」こと―言語、心、知覚、意味、数学など終生を貫くテーマが凝縮された注目の遺稿集!詳細な訳註と用語解説を付す。
第1巻(MS137〜MS138(一九四八〜四九年))
第2巻(MS169(一九四九年頃);MS170(一九四九年頃);MS171(一九四九年または五〇年);MS173(一九五〇年);MS174(一九五〇年);MS176(一九五一年))
言語、心、知覚、意味、数学など、ウィトゲンシュタインは、自らの終生を貫く哲学問題を、最後まで、どのように考え続けたのか。その深く、魅惑的な思考の肌ざわりを、最良の日本語で贈る圧巻の訳業!
「他人が痛みを感じている」ことは、果たして理解できるだろうか。もはや哲学史上の有名なテーマにまでなった「痛み」の問題。ウィトゲンシュタインの最後の思考とは? それでは、「他人が痛い振りをしている」ことは、理解できるだろうか?
ここには、すでに「他我問題」の深い陥穽がみえている。
あるいは、「ウサギ=アヒル頭」図。見方によっては、ウサギにもアヒルにも見える絵。では、「これはアヒルだ」と一瞬ひらめく現象とは、なんなのだろうか。ウィトゲンシュタインが「アスペクトの閃き」と表現するこの体験に関する考察から導かれる哲学とは?
さまざまに断片を積み重ねながら、思索を深めていく最晩年のウィトゲンシュタインを味わうため、詳細な訳注と用語解説を付して、読者をより深い理解へと誘う決定版!
まさに、珠玉の哲学が、ここにある!
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翻訳が待たれて久しかったウィトゲンシュタイン最晩年の遺稿集、ついに刊行!言語、心、知覚など死の直前まで続けられた珠玉の思索!