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[BOOKデータベースより]
幻影と現実―共同行為を通じて形成される習慣
[日販商品データベースより]人情と非人情―「人間的自然」を眺める観点の共同探究
信念と懐疑―「淋しさ」の源と処方箋
自然と人為―中味と形成をめぐって
判断と対話―奥にあるものとの継続的な関わりかた
懐疑と覚醒―経験から哲学する
哲学と生き方―見ることを学ぶ
日常と声―他者とともに生きる
普遍と個別―「私」の下す道徳判断
自然とイデア―客観的な「善」の在処を求めて〔ほか〕
本書は各章で英米哲学のテーマとキーテキストを設定し、そのテーマとテキストをめぐり、時代や地域などの背景が異なる哲学者や文学者の思考との比較考察を展開する。英米圏の哲学的思考を時代や地域といった枠に過剰に縛ることなく、そのテキストとの対話を誘発してやまない新鮮な視点・文脈を明示する。懐疑をめぐる多彩な思索を重ねつつも、多様な論者が触発し合って展開してきた英米哲学の挑戦の足跡をたどり、その思考の現場へと読者を招待する。