- 在庫状況:品切れのため入荷お知らせにご登録下さい
[BOOKデータベースより]
時は一九七八年。東京は新橋にひっそりと佇む、今はなきビルの「二階」に、その編集部はあった。そこに住み着くようにして働き始めたのは、まだ行くあてすら定かではなかった若者たち。のちに「おたく」文化の担い手として歴史に名を残すことになる彼らが集ったその「二階」は、胡散臭くもじつに「奇妙で幸福な場所」だった―。一九八〇年にアルバイトとして「二階」で編集者の道を歩み始め、八〇年代を通して巻き起こった、今日に至る「おたく」文化の萌芽とメディア産業の地殻変動の歴史を目撃してきた大塚英志がよみがえらせる、“あの”時代の記憶。これは、第一級の「おたく」文化史料にして、極上の青春譚である。
そもそも「徳間書店の二階」とはどういう場所だったのか
『アサヒ芸能』とサブカルチャーの時代
徳間康快と戦時下のアヴァンギャルド
歴史書編集者・校條満の「歴史的」な仕事
劇画誌編集としての鈴木敏夫
そうだ、西崎義展に一度だけ会ったのだった
『宇宙戦艦ヤマト』と「歴史的」でなかったぼくたち
『アニメージュ』は「三人の女子高生」から始まった
最初の“おたく”たちと「リスト」と「上映会」の日々
「ファンたち」の血脈〔ほか〕
"【内容紹介】
「おたく」文化の萌芽は「二階」にあった
時は一九七八年。東京は新橋にひっそりと佇む、今はなきビルの「二階」に、その編集部はあった。そこに住み着くようにして働き始めたのは、まだ行くあてすら定かではなかった若者たち。のちに「おたく」文化の担い手として歴史に名を残すことになる彼らが集ったその「二階」は、胡散臭くもじつに「奇妙で幸福な場所」だった―。一九八〇年にアルバイトとして「二階」で編集者の道を歩み始め、八〇年代を通して巻き起こった、今日に至る「おたく」文化の萌芽とメディア産業の地殻変動の歴史を目撃してきた大塚英志がよみがえらせる、’’あの,,時代の記憶。これは、第一級の「おたく」文化史料にして、極上の青春譚である。"
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- リトル・ニモの野望
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2004年07月発売】
- 作画汗まみれ 改訂最新版
-
価格:891円(本体810円+税)
【2013年04月発売】
- 作画汗まみれ 増補改訂版
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2001年05月発売】
時は80年代。おたく文化の萌芽はあの徳間書店の二階『アニメージュ』編集部にあった。これぞ極上の青春譚にして第一級の一次史料!