[BOOKデータベースより]
大正天皇の諒闇が明け、「昭和」という新時代への期待のなか、即位礼、大嘗祭の盛儀がおこなわれた。しかし現実は内外ともに多難であった。大陸では張作霖爆殺事件が発生し、処分をめぐり田中義一首相を叱責、内閣は総辞職する。世界恐慌と金解禁断行による大不況、統帥権干犯問題などで国内が動揺、そして満洲事変が勃発する。
[日販商品データベースより]『昭和天皇実録』は、宮内庁において平成2年より24年の歳月をかけ編修され、平成26年8月、本文60巻が天皇皇后両陛下に奉呈されました。
明治34年の御誕生から昭和64年の崩御に至るまでの89年間、「激動の時代」を生きた天皇の御事蹟、そしてそれにまつわる日本の政治、社会、文化などを余すところなく記述。
そこにはこれまで知られていなかった昭和天皇の生きた御姿とその時代が、生き生きと記されています。
・『昭和天皇実録 第五』(昭和三年〜昭和六年)の内容
大正天皇の諒闇が明け、「昭和」という新時代への期待のなか、即位礼、大嘗祭の盛儀がおこなわれた。
しかし現実は内外ともに多難であった。
大陸では張作霖爆殺事件が発生し、処分をめぐり、昭和天皇は田中義一首相を叱責、内閣は総辞職する。
世界恐慌と金解禁断行による大不況、統帥権干犯問題などで国内が動揺、そして満洲事変が勃発する。