- くじらだ! 改版
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- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2016年03月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784265830312
[BOOKデータベースより]
わたりどりがおおきなこえでさけんだ。くじらだぁ!くじらだぁ!
[日販商品データベースより]大きな湖のある村で、わたりどりが大きな声で「くじらだぁ」とさけんだ。村はたちまち大さわぎ。くじらの大捜索が始まるが見つからない。そこで、空から見てみると…。長きにわたり読み継がれてきた不朽の名作。
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1978年初版、五味太郎さんの復刊絵本です。首からポシェットのようなものをさげて、のんびり空を飛んでいたわたりどり。湖の上に来て、はっとして……この村いちばんの高い屋根のてっぺんにまいおり、「くじらだぁ!」と大きな声で叫びます。でもみんなしらんかお。だって、湖のこの村では誰もくじらのことを知らないから。一人だけ、本を読んでくじらを知っているおじさんがいて、「これがくじらだ」教えようとします。さあ、びっくりしたみんなは湖に走っていきますが……。「くじらだぁ!」と叫ぶ声に、くじら探しがはじまったものの、いっこうに見つからないのです。何しろ知らないものを探すのですから、難しいったらありません。もしかして、わたりどりは嘘をついているの?くじらを食べられる「魚」だと勘違いし、我先にくじらを探す、ユーモラスな場面。そして探せど見つからないくじらをついに見つけた!と思いこみ、めがけていったら勘違い……の場面。「くじらの くのじも みえやしない……ざんねん むねん」と続くテンポのよさは、まさしく五味太郎作品です。そもそも湖にいるはずのないものですもの。しかし五味太郎さんならではの、おなじみの茶色と青色が……最後、いきいきと大きなくじらを描き出しますからお楽しみに!『きみはしっている』『ちいさなきしゃ』につづく、五味太郎クラシックシリーズの一冊です。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
五味さんの復刊本としり、読んでみました。わたりどりが、くじらを目撃したといったとこからはじまる、ドタバタ。おもしろい! 先がきになり、わくわくしつつ、ページをめくっていくと…なるほど(笑) 改めて、五味さんの絵本っておもしろいと思いました。(あんじゅじゅさん 50代・高知県 )
【情報提供・絵本ナビ】