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[BOOKデータベースより]
福島第一原発事故から五年、ついに脱原発への決定的理論が誕生した。科学、技術、政治、経済、歴史、環境などあらゆる角度から、かつてない深度と射程で論じる巨編。
序論
[日販商品データベースより]第1部 原発と核兵器(核アポカリプス不感症の現状―ギュンター・アンダースから福島第一原発事故後の状況を考える;原子力発電と核兵器の等価性―フーコー的「権力=知」の視点から;絶滅技術と目的倒錯―モンテスキュー、ナンシーから原子力=核技術を考える)
第2部 原発をめぐるイデオロギー批判(低線量被曝とセキュリティ権力―「しきい値」イデオロギー批判;予告された事故の記録―「安全」イデオロギー批判1;ノーマル・アクシデントとしての原発事故―「安全」イデオロギー批判2)
第3部 構造的差別のシステムとしての原発(電源三法と地方の服従化;『原発切抜帖』が描く構造的差別;構造的差別の歴史的「起源」―電力、二大国策、長距離発送電体制)
第4部 公害問題から福島第一原発事故を考える(足尾鉱毒事件と構造的差別;回帰する公害、回帰する原発事故;公害、原発事故、批判的科学)
結論 脱原発の哲学
福島第一原発事故から5年、ついに脱原発への決定的理論が誕生した。気鋭の思想家2人が、科学、技術、政治、経済、歴史、環境などあらゆる角度から、かつてない深度と射程で論じる巨編。