- 英語教育学と認知心理学のクロスポイント
-
小学校から大学までの英語学習を考える
北大路書房
太田信夫 佐久間康之
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2016年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784762829154

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[BOOKデータベースより]
Part1では、認知心理学、特に記憶の理論に関連する認知心理学研究の成果を述べた。Part2では、認知心理学の理論や知見に基づく英語教育学の諸研究を報告した。そして各応用研究に対する認知心理学からのコメントを、主にPart1の執筆者が行うことで、認知心理学と英語教育学の統合を目指した。
1 認知心理学の理論的枠組みと学習研究(認知心理学と教育―記憶研究を中心に;学習と記憶実験―精緻化を中心にして;潜在記憶と学習の実践的研究;ワーキングメモリと学習活動;言語的短期記憶と英語の音韻学習;英語学習と脳機能)
[日販商品データベースより]2 英語教育学(外国語習得)の諸研究(小学校全学年の外国語活動経験者のワーキングメモリ内の認知的特徴;外国語活動経験者の母語(日本語)および外国語(英語)におけるストループおよび逆ストループ効果:小学5年から中学3年の認知発達的特徴;タスクの繰り返しが日本人高校生のスピーキングに与える注意焦点の変化;英語指導における個人差の把握と介入;英語リスニング不安とその対処方略;インプット中心・アウトプット中心のフォーカス・オン・フォームの効果:言語学習と内容理解のトレードオフ;英単語学習過程としての「記銘」と「想起」の役割:手がかりとしての文脈か、符号化特殊性か;ワーキングメモリ容量における言語産出および言語理解の維持可能性;MEGによる第二言語語彙処理プロセスと習熟度に関する研究)
英語教育の低年齢化や受験英語からの脱却の流れの中,記憶研究の知見を応用しようとする試みは,近年目立ってきている。しかし,よりよい実践に結びつけがたく,理論と応用とのギャップがあることも否めない。本書では,双方の研究者間のコラボレーションを通して,外国語習得研究における認知心理学の重要性を提言する。
◆推薦の言葉
認知科学理論と英語教育実践との橋渡しをする画期的な試み。
今後の英語教育学に大きな刺激を与えるだろう。
バトラー後藤裕子(ペンシルバニア大学准教授)
英語学習のさまざまな研究課題を認知心理学の科学的な枠組みで包括的にとらえる本書は,最新の研究成果を網羅しており,授業過程を検討するうえで大変貴重なリソースである。英語(外国語)の教師,教師志望者にとっては必読の書である。
白井恭弘(ケース・ウェスタン・リザーブ大学教授)
◆執筆者一覧(執筆順)
太田 信夫 (編著者)
豊田 弘司 奈良教育大学学校教育講座
寺澤 孝文 岡山大学大学院教育学研究科
齊藤 智 京都大学大学院教育学研究科
湯澤 正通 広島大学大学院教育学研究科
湯澤 美紀 ノートルダム清心女子大学人間生活学部
横山 悟 千葉科学大学薬学部
佐久間康之 (編著者)
箱田 裕司 京都女子大学発達教育学部
松本 亜紀 九州共立大学スポーツ学部
森 敏行 福島県教育センター
前田 啓朗 元広島大学外国語教育研究センター
野呂 徳治 弘前大学教育学部
中山勘次郎 上越教育大学大学院学校教育研究科
鈴木 渉 宮城教育大学教育学部
板垣 信哉 宮城教育大学教職大学院
森島 泰則 国際基督教大学教育学部
渡邊 兼行 仙台白百合女子大学人間学部
小林 千夏 宮城教育大学教育学部卒業生
三浦 隆行 日本大学経済学部
千葉 克裕 文教大学国際学部