- 医療再生
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日本とアメリカの現場から
集英社新書 0817B
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2016年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087208177
[BOOKデータベースより]
医師不足や医療不信が同時多発的に拡大し、社会問題化した「医療崩壊」は、その後どのような道を辿ったのか。本書では、繰り返される医療事故をはじめ、「医療崩壊」後の日本医療が今なお抱える問題を、独自の職業観や医局運営術も交えながら検討し、米国での無給研究員時代より続く著者自身の実践から捉え直す。新医療事故調査制度や新専門医制度などの相次ぐ制度改革や、アメリカ型医療の流入といった目まぐるしい変化について、日米両国の現場で外科医療に携わった体験を交えて考察した一冊。
第1章 米国医療の光と影(日本メディアがゆがめた実像;弱者を守れない保険制度 ほか)
第2章 日本の医療はなぜ崩壊したのか(医療崩壊=勤務医崩壊;医療に警察が介入する国 ほか)
第3章 外科医療はトキメキの宝庫(トキメキファインダー;最初のつまずき ほか)
第4章 意識改革で外科医局再生―トキメキと安らぎのある村社会(疲弊しきった外科医局;「血管外科」アピール活動 ほか)
第5章 日本医療の未来像(医療にインセンティブ制度はそぐわない;デバイス・ラグ問題 ほか)
医師不足や医療不信が同時多発的に拡大し、社会問題化した「医療崩壊」はその後どのような道を辿ったのか。相次ぐ制度改革やアメリカ型医療の流入といった目まぐるしい変化を、日米における医療現場の比較から考察。
数年前に巷間を賑わした「医療崩壊」はその後どのような道を辿ったのか。相次ぐ制度改革やアメリカ型医療の流入といった目まぐるしい変化を、日米における医療現場の比較から徹底考察する!