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[BOOKデータベースより]
白秋・啄木らとならぶ抒情派詩人・木下杢太郎―。近代を代表する詩人であり医学者・画家としても活躍した巨人の作品と生涯に新たな光を当てる極私的詩人論。
1 出生、少青年時代
2 東京帝国大学医科大学・皮膚科学教室時代
3 南満医学堂及び欧米留学の時代
4 名古屋・仙台時代
5 東京帝国大学時代
近代を代表する耽美派の詩人でありながら、同時代の白秋・茂吉・啄木らに比べ、今日ほとんど顧みられることのない木下杢太郎。中野重治の言葉に導かれ、著者はこの不遇の詩人の作品と生涯を追い始めます。詩人としてだけではなく、皮膚病の医学者、膨大な植物画を遺した画家としても活躍した「もう一人の巨人」の全貌に、評伝の名手が迫った、極私的詩人論。
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近代を代表する耽美派の詩人でありながら、同時代の白秋・茂吉・啄木らに比べ、今日ほとんど顧みられることのない木下杢太郎。中野重治の言葉に導かれ、著者はこの不遇の詩人の作品と生涯を追い始めます。詩人としてだけではなく、皮膚病の医学者、膨大な植物画を遺した画家としても活躍した「もう一人の巨人」の全貌に、評伝の名手が迫った、極私的詩人論。