平塚らいてう 新装版

Ｃｅｎｔｕｒｙ　Ｂｏｏｋｓ　人と思想　７１　

清水書院
小林登美枝　

• 価格: 1,100円（本体1,000円＋税）
• 発行年月: 2015年08月
• 判型: Ｂ４０
• ISBN: 9784389420710

内容情報

[BOOKデータベースより]

１　自我の形成期（幼年時代；少女時代；青春時代）
２　わが道への出発（塩原事件）
３　「青鞜」時代（「青鞜」の誕生；「新しい女」のルーツ；恋愛から共同生活へ；「青鞜」の終焉）
４　母性保護論争と新婦人協会（母性の苦悩からの出発；新婦人協会の活動）
５　平和と民主主義を求めて（新しいいぶきの中で）

[日販商品データベースより]

平塚らいてうの八五年の足跡を見ると，さながら近代女性誌を眺める思いである。長い封建の帳に閉じこめられていた日本の女たちは，明治の末年に出現した「青鞜」によって，まばゆい青春の輝きをわがものとしたのである。「青鞜」の盟主らいてうが，その出発点から高らかにかかげた婦人解放の炬火は，今日に生きる女性たちの道しるべとして，今なお光を失ってはいない。この先駆的な女性の人と思想から，今日私たちが学ぶべきものは実に多いのである。