[BOOKデータベースより]
座礁し、還るべき故郷も失った現代人よ難破者であることを引き受けよ―支配の歴史から自由になった海=群島から発せられた創世への宣言。
1 震える群島(群島響和社会“平行”憲法;韻律としての抵抗;なゐふる思想;タブロー・グリッサン)
2 沈黙の採集(蜘蛛の音楽;失われた鳥篭;右の眼に聖なる眼帯を;變若水の寄り来る日、遠音を耳に;聴覚のアラベスク)
3 薄墨色の文法(縞模様の闇;頭蓋の蟻塚;偶有性の雨;砂漠のモンスーン)
4 ブラジルとキューバの結婚(境域のハイカイ;カーニヴァルとカーニヴァレスク;混血文化の対位法;中間性の声)
この時代においてみずから難破者であるという倫理とは何か。思想・文化をリードしてきた人類学者が近年の営為を集成しつつ、群島的思考によって新たな挑発を開始するためのマニフェスト。
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