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[BOOKデータベースより]
デルタの死者たち
[日販商品データベースより]時の疾走
浦巡りの奇蹟
南の糸、あるいは歴史の飛翔力
二世の井
メランコリーの孤島
種の起源、“私”の起源
名もなき歴史の子供
誰でもない者の海へ
薄明の王国
ブラジル島、漂流
私は舌である
音楽の小さな環
一九二二年の贈与
言語の多島海
イデアとしての鯨
痛苦の規範
ハヌマーンの地図
白熱の天体
私という群島
このヴィジョンを羅針盤として、〈全-世界〉の島々にいまも息吹く〈ことば〉〈文化〉〈記憶〉と出遭うために航海におもむくこと。近代世界を支配する大陸的な原理から離れ、一元化された歴史と地理によって囲い込まれた時と場所を解き放ちながら、〈海〉と〈群島〉のヴィジョンによって世界をあらたに認識し、接続するための方法論の更新をめざした著者のはるかなる思想的到達点。〈群島-世界〉なる未知の水平線をめざす、謎を孕んだ冒険的大著。