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[BOOKデータベースより]
がん治療に関する妄言が蔓延している。「放置するべき」「抗がん剤は毒だ」「早期発見なんて無意味」―動揺し弱っている患者や家族は、ついこうした言葉に吸い寄せられてしまう。だが、それで苦しむのは、他ならぬ患者や家族である。外科医であり腫瘍内科医でもある立場から、冷静かつ科学的に「近藤誠理論」の嘘を見破り、誤りを徹底批判。そのうえで私たちが知っておくべき「がんとの賢い闘い方」をやさしく説く。
第1章 近藤誠医師を徹底批判する(大いなる違和感;逸見氏のケースが教えてくれたこととは;がんもどき論の罪;日本の医師はレベルが低い?;「抗がん剤が命を縮める」というウソ;疑惑だらけのデータ作成;放置で楽にはなれない;がん検診不要論の問題点)
第2章 がんと賢く闘うには(正解は一つではない;「治らない」は敗北ではない;インフォームド・コンセントを知る;標準治療はベストな羅針盤;3大治療と第4、第5の治療;手術には明らかなメリットがある;抗がん剤が「効く」とはどういうことか;日本のがん医療は海外よりも遅れてはいない;乳がん治療の特殊性を理解する;バイアスだらけのメディア報道;クリニックがん治療には要注意)
がん治療に関する妄言が蔓延している。外科医で腫瘍内科医でもある立場から、冷静かつ科学的に「近藤誠理論」の嘘を見破り、誤りを徹底批判。その上で私たちが知っておくべき「がんとの賢い闘い方」をやさしく説く。
「がんを放置せよ」に騙されるな!「近藤誠理論」の嘘、ゴマカシを徹底的に批判し、賢い患者でいるための常識を伝える。