この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 必ず知っておきたい 犬と猫に危険な有毒植物図鑑
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2025年03月発売】
- 農本主義が未来を耕す
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2014年08月発売】
- 農はいのちをつなぐ
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年11月発売】
- 「百姓仕事」が自然をつくる
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2001年04月発売】
- 天地有情の農学
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2007年07月発売】
[BOOKデータベースより]
百姓から見れば、愛国心よりふるさと(在所)の田んぼや自然への情愛=愛郷心が土台にある。かつての農本主義者たちもその思想の出発点は愛郷心だった。それが国家主義に取り込まれていったのはなぜか。いまからの時代、まっとうな愛郷心で愛国心の押しつけを相対化することは可能か。そこに郷土とこの国の山河を守る道がある。
序章 私たちは「国民」になった(「国民」に誕生;パトリオティズムとナショナリズム)
[日販商品データベースより]第1章 「食料」の誕生(「国民」と「食料」;「消極的な」農の価値)
第2章 「日本農業」と「専門家」の誕生(「日本農業」の誕生;農業の「専門家」の誕生)
第3章 資本主義から農本主義へ(「農の原理」の自覚;「農の原理」を守る農本主義)
第4章 百姓は自然とともに近代を撃つ(松田喜一の農本主義;「天地自然」を思想的な武器にする)
第5章 農本主義者はどう生きたのか(橘孝三郎の生き方;権藤成卿の思想)
第6章 農本主義の可能性(「農本主義」は死んではいない;「新しい農本主義」の出立)
終章 情愛のふるさと(生きものとの交感;なぜ私たちは花に惹かれるのか ほか)
かつての農本主義者たちも思想の出発点は愛郷心だった。近代国家が作った「愛国心」という虚構を超え、農の原理に基づき在所をベースに「愛郷心」=新しい農本主義構築を示し、狭量なナショナリズムに警鐘を鳴らす。