- 素数が奏でる物語
-
2つの等差数列で語る数論の世界
ブルーバックス Bー1907
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2015年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062579063
[BOOKデータベースより]
物語の主人公は、2種類の素数。5,13,17,29,37…=「4で割って1余る素数」と、3,7,11,19,23…=「4で割って3余る素数」。一方は「2つの整数の平方和」で表せるが、他方は表せない。一方はX2+1の素因数に必ず現れるが、他方は決して現れない。両者の無限性を証明したオイラーの巧みな方法とは?2つの素数の個性がわかる、連分数や平方剰余の相互法則、ガウス素数とのふしぎな関係とは?2つの等差数列{4n+1}、{4n+3}が紡ぎ出す「素数の神秘」。
第1章 素数の分布―数の星空をながめて(素数はどのように存在しているか;素数の間隔 ほか)
第2章 素数の無限性(1)―ユークリッドのしらべ(古代バビロニアの数学と素数;ふるい ほか)
第3章 4n+1の素数―フェルマーのしらべ(4n+1の素数の謎;フェルマーの小定理 ほか)
第4章 素数の無限性(2)―オイラーのしらべ(オイラーのアイディア;無限級数とは ほか)
第5章 等差数列と相互法則―ガウスのしらべ(連分数と素数の個性;近似分数とペル方程式 ほか)
物語の主人公は、2種類の素数。「4で割って1余る素数」と、「4で割って3余る素数」。一方は「2つの整数の平方和」で表せるが、他方は表せない。一方はx^2+1の素因数に現れるが、他方は決して現れない。両者の無限性を証明したオイラーの巧みな方法とは? 2つの素数の個性がわかる、連分数や平方剰余の相互法則、ガウス素数とのふしぎな関係とは? (ブルーバックス・2015年3月刊)
「素数を二分する」数列に導かれて、
巨人たちが魅了された「数の宇宙」へ。
深く、豊かな数学の響きを味わう――。
物語の主人公は、2種類の素数。
5,13,17,29,37…=「4で割って1余る素数」と、
3,7,11,19,23…=「4で割って3余る素数」。
一方は「2つの整数の平方和」で表せるが、他方は表せない。
一方はx^2+1の素因数に必ず現れるが、他方は決して現れない。
両者の無限性を証明したオイラーの巧みな方法とは?
2つの素数の個性がわかる、連分数や平方剰余の相互法則、
ガウス素数とのふしぎな関係とは?
2つの等差数列{4n+1}、{4n+3}が紡ぎ出す「素数の神秘」。
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