- 日本人はなぜ水に流したがるのか 新装版
-
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2015年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569763125
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
[BOOKデータベースより]
「水に流す」とは、今まであったことを、さらりと忘れ去ってしまうことである―そう書き出した著者は、この日本人独特の心情・行動様式を、豊かな水資源を有し、稲作による共同体を形成した点に着目する。「清浄」を尊び、罪や穢れは「禊」で洗い流す。しかし国際化の波は、「水に流す」思想の問い直しを迫っている。『梅干しと日本刀』などの名著で知られる著者による、ユニークな日本人論。
第1章 「水に流す」思想はどうできあがったか(水が果たした清浄機能;日本人の中にある禊思考)
[日販商品データベースより]第2章 「水に流す」は民衆の知恵(水が結ぶ共同体;水に見る人の心)
第3章 「水」を敬い、利用した日本人(水にまつわる信仰;水利用に通じていた日本人)
第4章 多湿が生んだ日本文化(水気の演出に美を感じる;多湿との闘いが生んだアイデア)
第5章 「水に流す」共同体の発展はあるか(江戸の商家に見る擬制家族の知恵;現代に息づく共同体精神)
「水に流す」とは、日常会話でよく出る言葉。その背景にある日本独自の精神文化を、歴史を追って説き明かしていくユニークな文化論!