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[BOOKデータベースより]
無限を創造する。微分積分学の長い歴史は、西欧近代の数学史と軌を一にする。そこでは、微分と積分が“曲線”を媒介項としてつながってきた。天才数学者たちの情熱がやがて現代数学へ変容するまでを、精緻に描く快著。
曲線の理論のはじまり―デカルトの解析幾何学
[日販商品データベースより]曲線論と極大極小問題―フェルマのアイデア
万能の接線法―ライプニッツの発見
ヨハン・ベルヌーイの無限解析とロピタルの無限小解析
関数とその微分可能性をめぐって
フーリエの関数概念
コーシーの解析学と微分積分学の基本定理
無限解析の創造
コーシーから高木貞治へ
関数概念の発生と無限解析の変容
西欧近代の数学の礎
ライプニッツらの着想から始まった近代の微分積分学は、数学史上の巨人たちによる精緻化を経て、やがて現代数学の基礎を築く。本書は、当代一流の数学史家の筆を得て、微分積分学のたどった壮大な歴史を描く雄篇である。
微分積分学の長い歴史は,西欧近代の数学史と軌を一にする.そこでは,微分と積分が「曲線」を媒介項としてつながってきた.曲線の性質を解明したいと願った古代の数学者の情熱は,ライプニッツらの着想を得て一時代を切り拓く.やがて微分積分学は,知の巨人たちによる「無限」概念の精緻化を経て,コーシーと高木貞治という頭脳を得ることで現代数学の基礎を築くこととなる.天才数学者たちの情熱が現代数学に結実する物語を,本書は精緻に描く.