- 時間のかかる読書
-
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2014年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784309413365
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[BOOKデータベースより]
脱線、飛躍、妄想、停滞、誤読、のろのろと、そしてぐずぐずと―決めたことは「なかなか読み出さない」「できるだけ長い間読み続ける」のふたつ。横光利一の名作短編「機械」を11年かけて読んでみた。読書の楽しみはこんな端っこのところにある。本を愛する全ての人に捧げる第21回伊藤整文学賞評論部門受賞作の名作。
第1章 「私」がわからない
第2章 理解できない「視点」
第3章 「意識」に困惑する
第4章 途方にくれる「時間」
第5章 「わからなさ」の迷宮
第6章 やっぱり「私」がわからない