[BOOKデータベースより]
虚構の島をめぐる蠱惑の旅行記、始まりも終わりもない増殖する“本”、連鎖する世界を解き放つ記憶の幻影―物語の極限を比類なき想像力と文学的技法で描く、現代チェコ文学が生んだ異形の大作!
[日販商品データベースより]千夜一夜物語は完璧にアップデートされた。
ボルヘスが冥土で悔しがってる。
――古川日出男
虚構の島をめぐる蠱惑の旅行記、
始まりも終わりもない増殖する〈本〉、
連鎖する世界を解き放つ記憶の幻影――
物語の極限を比類なき想像力と文学的技法で描く、現代チェコ文学が生んだ異形の大作!
未知の海に浮かぶ島を訪れた〈私〉。垂直に流れ落ちる滝のなかに造られた「上の町」と「下の町」、変容する名を持つ島民たち。家々は水の壁で仕切られ、時間は匂い時計によって知らされる。戸惑いながも島の女と愛を交わし、滞在を続ける〈私〉はある日一冊の書物の存在を知らされる。幾多の物語が収められたその〈本〉は、島民の誰もが加筆や修正できる無限の書物だった……。
「スウィフト『ガリヴァー旅行記』の想像力、レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』の知性が、ナボコフやボルヘスの文学的技法で書かれた驚異の物語」と世界が絶賛!
『もうひとつの街』のミハル・アイヴァスの最高傑作、待望の邦訳。
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垂直に流れる滝に造られた町、匂い時計、名を持たない住民たち…蠱惑的な島に滞在した〈私〉は、無限に増殖する一冊の本を目にする。