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- 懲罰社会と刑法
-
刑法理論の基礎4
成文堂
吉田敏雄
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2014年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784792351298

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[BOOKデータベースより]
本書は、近代刑法学の遺産を継承しながら、さらに一歩進んで、「刑事法政策」を自由主義、民主主義及び社会連帯主義という視点からいかに進展させるべきかという問題関心から、現今の国の刑事法政策を批判的に考察したものです。したがって、奔流の如き「刑罰信仰」に対する一つの「反時代的考察」ということにもなります。
第1章 自由主義法治国と刑法(権威刑法と法概念の外面化;危険統制刑法;自由主義法治国と刑法)
[日販商品データベースより]第2章 刑事手続きにおける被害者の参加形態―ドイツ、オーストリアの法制度(ドイツ刑事訴訟法における被害者の地位;オーストリア改正刑事訴訟法における被害者の地位)
第3章 「新たな懲罰性」の問題―いっそう厳しい制裁に犯罪予防効果はあるのか(序論;行刑分野における現在の(法律の)進展状況から見た威嚇とその他の刑罰目的;刑事政策の進展状況における大衆媒体の役割;厳しい制裁によって犯罪は減少するか?;(厳しい)制裁の犯罪予防効果?)
第4章 「行状監督」概観―ドイツの犯罪者社会内処遇(行状監督(「2007年3月22日の行状監督改正法」成立前)の概観;統計調査研究から見た行状監督;行状監督の論争点;行状監督制度改革;行状監督改正法の成立)
第5章 性的被害発生率について―日本とドイツの比較研究(本調査研究―日本とドイツの比較;調査結果;議論)
近代刑法学の遺産を継承しながら、さらに一歩進んで「刑事法政策」を自由主義、民主主義、及び社会連帯主義という視点からいかに進展させるべきかという問題関心から、現今の国の刑事法政策を批判的に考察する。