- 未来の社会学
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- 価格
- 1,815円(本体1,650円+税)
- 発行年月
- 2014年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784309624761
[BOOKデータベースより]
未来、すなわち「未だ来たらざるもの」を、私たちは想像し、思考し、それに社会的な意味や機能を与えてきた。そもそも時間とは何か。古今東西、人類はいかに「未来」を語ってきたか。そして、いかにそれを熱烈に待望し、それに希望を見出し、あるいは、とりつかれてきたか―さまざまな時代と社会における未来の「取り扱い方」を問い直し、未来が失われたかのような現在のリアリティを照射してみせる、社会学的冒険の書。
第1章 未来のありか、時間のありか(時間は存在しない?;未来の時間と事物はどう存在するか)
第2章 時間の形と未来の来方(さまざまな未来;時間の見方と歩き方)
第3章 近代における未来(旅と発見、進歩と発展―近代的未来の地形と風景;近代的未来の条件(1)―過程としての歴史;近代的未来の条件(2)―資本制=ネーション=国家と科学技術)
第4章 未来の現在(未来の見える窓;現在における未来)
人類に夢を見させ、突っ走らせ、待たせ、時に狂わせる。「未来」とはいったい何なのか。未来の「取り扱い方」と社会のあり方との関係を浮き彫りにする、社会学的冒険の書。
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「未だ来たらざるもの」を人間はいかに想像し、思考してきたか――。未来の「取り扱い方」と社会のあり方との関係を浮き彫りにする。