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[BOOKデータベースより]
天性の編集者に縁あった多士済々、綺羅星の如き大宴会。
第1章 図画工作|ガロ|ねずみ男|泊りぐせ|櫻画報(安野光雅さん;山口昌男さん ほか)
第2章 現代漫画|選挙|ひょうたん島|終末から|倒産(鶴見俊輔さん;東海林さだおさん ほか)
第3章 スキゾ|江戸人|文学の森|路上観察|頓智(天野祐吉さん;浅田彰さん ほか)
第4章 不思議の品|風俗|大宰賞|デジタル|包帯クラブ(クラフト・エヴィング商會さん;関根勤さん ほか)
第5章 ミッキー|ホルモー|小学生|美しき野獣|スーダラ男(西加奈子さん;万城目学さん ほか)
松田哲夫氏が編集人生で出会った愉快な人々
2012年4月に週刊ポストで連載をスタートした書評家・松田哲夫氏の「愉快痛快人名録 ニッポン元気印時代」の単行本化企画です。松田氏は東京都立大の学生だった60年代半ばから「ガロ」編集部に足繁く出入りするようになり、そのまま編集の世界へ飛び込んだ筋金入りの<編集好き>。その後は大学を中退し筑摩書房に入社、数多くの作家・エッセイストなどの著作やオリジナルシリーズを世に送り出してきました。関わった寄稿家は水木しげる、赤瀬川原平、鶴見俊輔、井上ひさしなど錚々たる時代の顔で、高度成長期という時代背景とも相まって、たいへんユニークで元気一杯な彼らとの交流エピソードがてんこ盛りです。人との関わりが生きていく上でこんなに大事、ということが<関わり下手>の現代人にもよく分かって貰えて、感動できる一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
南伸坊氏の似顔絵がこれまた絶品!!