[BOOKデータベースより]
「日本に生まれて幸せだ」―世界を股にかける平成生まれの若手起業家は、心の底からそう感じる瞬間に出会った。「ネトウヨ」のような現象がある一方で、「ゆとり世代」と揶揄され、「かわいそうに」と憐憫の眼差しを向けられる20代前半の若者たちは、国に対して白けているとされている。その真相に当事者自身が迫る。経済的に墜ちゆく1990年、2000年代の日本を少年はどのように見て育ったのか。そして世界に出て数々の理不尽に遭遇し、日本人へのリアルな態度を味わって、はじめて客観的に日本の真の姿が見えてきた。箱庭にいるだけでは気づくことができない、ホンモノの「愛国」のかたち。
第1章 僕たちは「ぶざまな大人たち」を見て育った
第2章 世界が僕にくれたホンモノの愛国心
第3章 英語ができないからこそ気づけたこと
第4章 日本の学校では教えてくれなかった世界
第5章 日本はたしかに世界から尊敬されている
第6章 「ゆとり世代」と呼ばれて
第7章 「国ではない」ソマリランドから日本を眺めて
訪れる者がいない辺境の土地なのに、日本人はたしかに尊敬されている…。憂鬱な日本を飛び出し、世界を隈なく見てきたからこそ素直に言える、「この時代の日本に生まれてラッキー」。注目の若手起業家の初評論。
憂鬱な日本を飛び出し、世界を隈なく見てきたからこそ素直に言える「この時代の日本に生まれてラッキー」。注目の若手起業家の初評論。