- ヨーロッパ思想を読み解く
-
何が近代科学を生んだか
ちくま新書 1083
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2014年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480067937
[BOOKデータベースより]
なぜヨーロッパにのみ、近代科学を生み出す思想が発達したのだろうか。それは「この世」の向こう側を探る哲学的思考が、ヨーロッパにのみ発展したからなのだ。人間の感覚器官で接することのできる事物の背後(=向こう側)に、西洋人は何を見出してきたのだろうか。バークリ、カント、フッサール、ハイデガー、ニーチェ、デリダらが繰り広げてきた知的格闘をめぐって、生徒との10の問答でその論点を明らかにし、解説を加える。独自の視点と思索による、思想史再構築の試み。
1 向こう側をめぐる西洋哲学史(この世の「向こう側」など本当にあるのか―バークリ;「こちら側」に引きこもる―フッサール;「こちら側」をさらに深める―ハイデガー;「向こう側」は殺せるか―ニーチェ;我々の時代と「向こう側」―デリダ)
2 「向こう側」と「あの世」の思想(時間論;近代以後の「生かされる生」;「あの世」と「向こう側」)
なぜ西洋にのみ科学的思考が発達したのか。その秘密をカント、ニーチェ、ハイデガーらが繰り広げてきた知的格闘をめぐって、10の対話形式でその論点を明らかにし、解説。西洋人の思考の秘密がわかる新・哲学入門。
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なぜ西洋にのみ科学的思考が発達したのか。その秘密をカント、ニーチェ、ハイデガーらに探り、対話形式で読み解く異色の思想史入門。