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- 「サル化」する人間社会
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- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2014年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784797672763
[BOOKデータベースより]
なぜ家族は必要なのか。「勝ち負け」のないゴリラ社会、「優劣重視」のサル社会。人間社会はどちらへ向かう?
第1章 なぜゴリラを研究するのか
第2章 ゴリラの魅力
第3章 ゴリラと同性愛
第4章 家族の起源を探る
第5章 なぜゴリラは歌うのか
第6章 言語以前のコミュニケーションと社会性の進化
第7章 「サル化」する人間社会
ヒトの睾丸はチンパンジーより小さく、ゴリラより大きい。この事実は何を物語っているのか。さらに、現代は「上下関係」のないゴリラ社会ではなく、「序列重視」のサル社会に移行していると警鐘を鳴らす。
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「上下関係」も「勝ち負け」もないゴリラ社会。
厳格な序列社会を形成し、個人の利益と効率を優先するサル社会。
個食や通信革命がもたらした極端な個人主義。そして、家族の崩壊。
いま、人間社会は限りなくサル社会に近づいているのではないか。
霊長類研究の世界的権威は、そう警鐘をならす。
なぜ、家族は必要なのかを説く、慧眼の一冊。
・ヒトの睾丸は、チンパンジーより小さく、ゴリラより大きい。その事実からわかる進化の謎とは?
・言葉が誕生する前、人間はどうコミュニケーションしていたのか?
・ゴリラは歌う。どんな時に、何のために?
その答えは、本書にあります。