[BOOKデータベースより]
雑誌『現代思想』が創刊された七〇年代から現在までの社会/思想の推移を、その特集と営みを補助線としながら考察し、これからの歴史の読み方を鋭く問う。
1 「理想」の終焉、「虚構」の胎動:1973‐1995(七〇年代―「理想の時代」と「虚構の時代」の狭間で;現代思想の「日本」;八〇年代―相対化のジレンマ;「虚構の時代」の両義性;九五年―歴史と記憶、政治と抵抗)
2 回帰する不可能な“歴史”:1995‐2011(九五年への助送・再論;カルチュラル・スタディーズという「場」;東アジア、戦後日本、新自由主義)
3 3・11以後と“世界史”の哲学:2011‐(「“世界史”の哲学」;3・11―未来の他者、渦中の思想)
雑誌『現代思想』が創刊された1970年代から現在までの、時代の流れに沿った思想・社会の推移を、その特集と営みを補助線としながら考察し、これからの歴史の読み方を鋭く問う。
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『現代思想』が創刊された70年代から現在まで、雑誌『現代思想』の特集・営みを補助線として、時代の流れに沿った思想・社会の推移の検証を考察する。近代の枠組みに囚われつづけた草創期=「理想の時代」、あらゆる価値が相対化された、ポストモダンブームの80年代=「虚構の時代」、そして阪神大震災・オウム事件という、現実のリアルな物質感が回帰してくる95年以後=「不可能性の時代」……。そして、3・11以後の、これからの思想のゆくえを考える好対談。付録・『現代思想』特集総覧。