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- 漢字に託した「日本の心」
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- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2014年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784140884386
[BOOKデータベースより]
東アジア各地に広がる漢字文化。漢字への日本人の思いは強く、意味や音だけでなく情感や形にまでこだわり、他国には見られないほどの愛着をもってフル活用してきた。ひらがな、カタカナ、数々の国字も、漢字なしには生まれてはいない。漢字を消化・吸収し、考え、遊び戯れ、ときに悩み、誤解や曲解を重ねた2000年の歴史。それを見ていけば、日本人とは何かが見えてくる。
第1章 漢字はあんがい身近な文字である(漢字文化圏の中の日本;日本人は当て字が好き;漢字の成り立ちについての新しい解釈)
第2章 日本人と漢字との出会い(文字をもった日本人―「倭」国から「和」国へ;国字の誕生とその応用)
第3章 誤字も略字も文字のうち(つい書いてしまう誤字;新聞に特有の文字用法;手紙を書くときに使う漢字;職業で特殊化した文字)
第4章 地名や人名を表す文字(地名を表す漢字;土地ごとに多い名字を探る;名前の漢字に流行を見る)
第5章 若者漢字と漢字文化の未来(漢字は消えてなくなるのか?)
当て字、絵文字、略字、名字、地名…。日本人の感性と創造力が、漢字をこんなにも変えた。金田一京助博士記念賞を受賞した第一線の日本語研究者が、様々な使用例を見つめ、多角的に検討した漢字の文化史。
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日本人が漢字に託してきたものは何か。金田一京助博士記念賞を受賞した第一線の日本語研究者である著者が、その類まれな博覧強記を武器に、漢字の様々な使用例を見つめ、多角的に検討し明らかにしていく。