- ローマ帝国の統治構造
-
皇帝権力とイタリア都市
北海道大学大学院文学研究科研究叢書 25
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2014年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784832967977
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[BOOKデータベースより]
地中海を内海とするローマ帝国の統治基盤は都市であった。皇帝は都市をどのように支配したのか。あるいは、都市は皇帝の支配をどのように受け入れたのか。本書は、碑文史料をもとに、イタリアに派遣された都市監督官・地方裁判官・総督といった帝国官僚の実態に迫り、その都市パトロン的な機能に注目。ローマ帝国の統治構造の特質を明らかにする。
第1章 帝政前期イタリアにおける官僚機構の形成(官僚機構の形成;官僚機構の形成と都市自治)
[日販商品データベースより]第2章 都市監督官(curator rei publicae)とイタリア都市(研究史;都市監督官の任務;都市パトロンとしての都市監督官;都市パトロン選任の背景)
第3章 地方裁判官(iuridicus)とイタリア都市(研究史;ハドリアヌス帝期のコンスラレス(consulares)と地方裁判官職の創設;地方裁判官の裁判権;地方裁判官の司法以外の活動;地方裁判官の任用上の特徴)
第4章 三世紀イタリアにおける州制度導入のプロセスについて(研究史;州制度導入のプロセスに関するP.ポレーナの仮説;P・ポレーナの仮説の再検討)
第5章 総督(corrector)とイタリア都市(研究史;州制度導入の目的;州制度導入期の総督・都市関係)
皇帝は都市をいかに支配したのか。碑文史料をもとに、イタリアに派遣された都市監督官・地方裁判官・総督といった帝国官僚の実態に迫り、その都市パトロン的機能に注目。ローマ帝国の統治構造の特質を明らかにする。