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[BOOKデータベースより]
『源氏物語』の出現は、驚嘆すべき新しい創造の試みであり、それは、日本の文学が遭遇した、画期的かつ最大級の文学史上の一コマであった。寓意や准拠といった観点を軸に、史書、説話、漢詩文、仏典など、様々な外部テクストを本文と対比して、作品世界に分け入り、中世的視界から『源氏物語』の内部世界を照射する。
1(玄宗・楊貴妃・安禄山と桐壷帝・藤壷・光源氏の寓意;武恵妃と桐壷更衣、楊貴妃と藤壷―桐壷巻の准拠と構想;“北山のなにがし寺”再読―若紫巻をめぐって;胡旋女の寓意―紅葉賀の青海波;胡旋舞の表象―光源氏と清盛と)
[日販商品データベースより]2(“非在”する仏伝―光源氏物語の構造)
3(宇治八の宮再読―敦実親王准拠説とその意義;源信の母、姉、妹―“横川のなにがし僧都”をめぐって)
『源氏物語』を寓意や准拠といった観点を軸に、史書、説話、漢詩文、仏典など、様々な外部テクストを本文と対比して、作品世界に分け入る。中世的視界から『源氏物語』の内部世界を照射し、その内実を明らかにする。